VNCの操作方法について説明します。
VNCの操作方法には2種類あります。
※どちらの操作方法もリモート操作したい側のPCにVNCサーバが起動している事が必修条件になります。
※Viewerは本来ビューアと読みますが、RealVNC日本語インストール版に合わせ、ここではビューアではなく、ビューワと記述させて頂きます。
通常は1の、VNCビューワを使って操作する方法をお奨めします。Webブラウザを使っての操作ですと、インターネットに繋がっていれば、どこにいても操作が出来るというメリットがありますが、動作が重く使いにくい為、出来ることならばVNCビューワを使った方がいいと思います。
まずはVNCビューワを起動します。
VNCビューワの起動をダブルクリック。
※デスクトップにVNCのショートカットが無い方は、【スタートメニュー】 → 【すべてのプログラム】 →【RealVNC】 → 【VNCビューワ4】 → 【VNC ビューワの起動】をクリックして下さい。
![]() VNCサーバのポート設定が、5900になっている場合は、操作したいPCのIPアドレスを入力し【OK】をクリック。 |
![]() VNCのサーバポート設定が5900以外の場合は、IPアドレスの後ろに【:(半角コロン)】を入力し、ポート設定で入力した最後の数字を入力する。 ※上記の場合は5901に設定した際の入力番号。 |
※上記はLAN内の場合の記述(プライベートIPアドレス)ですが、インターネットにてリモート操作したい場合は、【サーバ】の項目に、サーバ側のドメインorグローバルIPアドレスを入力して【OK】をクリックして下さい。
また、双方ともIPアドレスの後に【:(半角コロン)】を入力し5900or5901と入力しても繋がります。
IPアドレスは、サーバPCより、IPチェッカーにアクセスして確認してください。
上記画面が表示されますので、サーバ側で設定したパスワードを入力し【OK】をクリック。
接続完了です。
Webブラウザを使って操作する場合には、Javaがインストールされている事が条件となります。
Javaのインストールは無料のJavaダウンロードより行って下さい。
まずはIE(インターネットエクスプローラー)などのブラウザを起動します。
ブラウザを起動したら、アドレスバーにサーバ側の【IPアドレス:ポート番号を入力】をし【移動】をクリックします。
※アドレスバーが表示されていない方は、ブラウザ上部の【表示】 → 【ツール】 → 【アドレスバー】をクリックすればアドレスバーを表示させる事が出来ます。
IPアドレス、ポート番号が正しければ、上記画面が表示されますので、【OK】をクリックします。
※上記はLAN内の場合の記述(プライベートIPアドレス)ですが、インターネットにてリモート操作したい場合は、【サーバ】の項目に、サーバ側のドメインorグローバルIPアドレスを入力して【OK】をクリックして下さい。
上記画面が表示されますので、サーバ側で設定したパスワードを入力し【OK】をクリック。
接続完了です。
リモート操作は、回線速度及び、使用ソフトウェア、PCスペックによって、動作スピードはかなり違ってきます。
あまりに遅い回線速度ですと、リモート操作した際、画面がコマ送りになり、非常に操作しにくくなります。
光回線でなければリモート操作出来ないと言ったことはありませんが、少なからずとも、回線速度は、リモート操作に大して大きな影響があります。
VNCの特徴として、どこにいてもJavaに対応したWebブラウザからでもリモート操作出来るというメリットがありますが、実際にやってみると分かりますが、これはかなり動作が重くなります。
Javaを使用しますので当たり前といえば、当たり前なのですが、スペックの低いPCで操作するとなると、画面がコマ送り状態になり、非常に操作しにくくなります。
出先などからの緊急時には、Webブラウザから操作することが出来、とても便利ですが、自分のPCから、リモート操作する場合は、VNCビューワをインストールし、VNCビューワで操作することをお奨めします。